ジェームズ・ボンドのピーコート

ちょっと話が横道にそれてしまいますが、大の映画ファンを自称する私は、007シリーズもほとんど全て1度は見ています。わが夫は、全DVDをコレクションとし、ほとんどの名場面の台詞を暗記している、いわゆるボンド狂の1人です。彼らにとっては、やはりショーン・コネリーのボンドが永遠の真の007である訳で、他の5人のボンドに対しては、それぞれ賛否両論があります。個人的には、やはりショーン・コネリーは別格として、2代目のジョージ・レイゼンビー、3代目のロジャー・ムーア、4代目のティモシー・ダルトンまでは、どうにもこうにも頂けない「こんなの007じゃない!」という感が強くありました。そこへ6年のギャップを経て、ピアース・ブロンソンの5代目ジェームズ・ボンドが誕生した時は、ようやくボンドらしいボンドが返って来たような気がして、興奮したものです。ジェームズ・ボンドがジェームズ・ボンドである為には、第1にボンド・ガール達を虜にするに値するルックスが備わっていなくてはいけません。ところが、彼も4作でボンド役を降りてしまい、栄えある第6代としてダニエル・クレイグがキャスティングされた時には、あまりのことに呆れてしまいました。あのルックスは、到底受け入れられず、最初の2作は劇場に足を運ぶ気にもなれませんでした。でも、やはり我慢しきれず、『カシノ・ロワイヤル』からすっかりダニエル・クレイグ版のボンド・ファンになっていた夫と共に3作目の『スカイフォール』を観て、ドッキリ!ピーコート、着こなしてくれました!

007のピーコート、イイッ!に+1 !

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